私はJALカードのJCBプラチナを保有しています。しかもJGCを付帯させていますので、正確にはJALグローバルクラブJCBプラチナという名称のクレジットカードとなります。つまり、通常のJAL JCBプラチナにJGCが付帯しているカードですね。
そして、この度、妻とその両親と海外旅行することとなりましたので、合計4人がサクララウンジを利用できるようにするために家族カードの発行を考えたのですが、ネックとなるのが年会費。
この記事では家族カードの年会費を出来るだけ節約する方法を解説します。
JGC本会員が発行する家族カードにはJGC資格を付帯している
JGCカード本会員が家族カードを発行する場合、家族カードの券種は次の2つから選ぶことができます。
- JGC付帯
- JGC無し
家族カードにJGC資格を付けるか付けないかは、自由に選ぶことができます。
JGC資格を付与した場合、当然家族カード保有者はJGC資格を得ることになります。つまり、搭乗実績がゼロでもJGC資格を取得できるのです。
JGCの特典はここでは細かくは取り上げませんが、あるとないとでは大違いです。メリットがかなり大きいにも関わらず、一度も搭乗しないでJGC会員になれるのですから、家族カードは本当にお得といえますね。
難点は年会費
もちろんJGC付帯の家族カードを発行する場合のデメリットもあります。それは年会費です。JGCを付帯させた場合は、そうでない場合と比較して家族カードの年会費は増加するのです。
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プラチナ |
CLUB-A |
本会員(JGC) |
33,480 |
10,800 |
家族会員(JGC有) |
27,000 |
10,800 |
家族会員(JGC無) |
16,740 |
3,780 |
一般的なクレジットカードの場合、家族カードの年会費は無料もしくは格安というケースが多いです。ですが、JGCが付帯しているとJALカード家族会員の年会費は、CLUB-Aの場合だと本会員と同額、プラチナの場合でも1万円以上上がってしまいます。
特にプラチナカードを選択した場合だと、本会員とJGC家族会員の年会費は合計で60,480円となり、かなり高額な維持費となってしまいます。
違う種別で発行することはできない
この高額な年会費を節約するため、本会員と家族会員のカード種別を異なるものにする方法(例えば、プラチナ本会員+CLUB-A家族会員)が考えられます。ですが、これは規約的にNGとされています。
もちろん、プラチナカードの特典をフルに使い切れるのであれば安い年会費かもしれませんが、我が家の場合だと、使いこなせる自信はありません。
家族カードを発行する目的は家族にJGC会員資格を持たせるだけですから、そのためだけにプラチナカード家族会員の高い年会費を支払うことは躊躇してしまいます。
プラチナカード会員の場合、CLUB-A JGCの新規発行の方が安上がり
実はプラチナカード会員の場合に限定される話なのですが、高額なJGC付帯の家族カードの年会費を少し下げる方法が存在します。
それは新規でJGC CLUB-Aカードを発行する方法です。
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JGCプラチナ本会員 |
JGCプラチナ家族会員 |
JGC CLUB-A本会員 |
JGC CLUB-A家族会員 |
年会費合計 |
パターン1 |
33,480 |
27,000 |
- |
- |
60,480 |
パターン2 |
33,480 |
- |
10,800 |
10,800 |
55,080 |
トータルの年会費を比較すると、パターン1のJGCプラチナ本会員+JGCプラチナ家族会員の組み合わせよりも、パターン2のJGCプラチナ本会員+JGC CLUB-A本会員+JGC CLUB-A家族会員の組み合わせの方が安いのです。
JGC資格を家族に付与するだけであれば、パターン2で十分ですね。
結局、私はトータルの年会費が最も安くなるJGCプラチナ本会員+JGC CLUB-A本会員+JGC CLUB-A家族会員の組み合わせを選択しました。
JGCプラチナ保有者が家族カードの発行を検討する場合は、JGCプラチナ家族会員ではなく、新規にJGC CULB-Aを発行し、そのカードの家族カードを発行することを検討しても良いかもしれませんね。
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