先日、長らく保持していた楽天カードを解約しました。楽天カードは私が社会人になってから初めて作ったクレジットカードで、数年間はメインカードとして活用していましたら思い入れの深いカードでもあります。
当時は「ポイント還元率1%」というクレジットカードは他にほとんどなく、かなり強力なカードとして名を馳せていた感があります。
そんな楽天カードも私自身のライフスタイルの変化からメインカードから外れ、長らく使われないカードへと変化しました。使わないカードは持っていてもしょうがないので思い切って解約したのですが、今回はその解約方法をまとめてみました。
解約方法
クレジットカードの解約方法は大きく分けて、3通りあります。
1.電話のみで解約完了
2.電話後、所定の書類が送付されてくるので、これに記入した後、返信して解約完了
3.店頭でのみ解約可能
楽天カードは、「1.電話のみで解約完了」のパターンでした。
最も簡単に解約できるケースですね。
【参考リンク】カードを解約したいのですが、手続きはどうすればいいですか? | 楽天カード:よくあるご質問
電話窓口は2つ、フリーダイヤルはありません
解約は電話で行います。オペレータと直接会話しなければ解約できないようです。よって、コールセンターの混雑度がスムーズに解約できるか否かの重要な要素となります。クレジットカードのコールセンターは混雑していることが多く、場合によって10分以上待たされることがありますから混雑を避けることは大切です。
しかも楽天カードの場合、フリーダイヤルは一切ありません。通話料が気になるところですね。用意されている番号は以下の二つです。
・悪名高き?ナビダイヤル(0570)
・福岡の市外局番(092)
携帯電話を利用する場合、ナビダイヤルはかなり高額になりますから福岡の市外局番一択ですね。最近は「かけ放題プラン」もありますがナビダイヤルは対象外ですので、そのことを考えても市外局番をチョイスすべきでしょう。以前、TOPカードを解約したときはナビダイヤルと通常の回線の2つを試しましたが、通常の回線を利用した場合は直ぐにオペレーターにつながりました。しかも、結果的に安上がりになりました。過去の教訓を生かし、今回は通常の回線(092)を最初から利用します。
楽天カードの解約案内ページはかなり親切
さて、楽天カードの解約ですが、電話をかける前に問い合わせ窓口のページを確認しましょう。案内ページがかなり親切です。
まず、コールセンターの混雑予想カレンダーが用意されています。これによって比較的空いている時間帯に電話することができますね。
混雑予想:公式ページより
さらに、ダイヤル表が用意されています。これは要件を振り分けるための番号を一覧にしている表で、通常であれば音声ガイダンスに従って複数回番号を入力するところを、一回の入力で目的の要件までスキップできるダイレクト番号が一覧になっています。これによって、音声ガイダンスが流れてから即座に目的の要件にたどり着けますね。
【参考リンク】楽天カード: お客様お問い合わせ窓口
解約完了までは5分以内
オペレータにつながったあと、本人確認のため氏名・電話番号・生年月日を聞かれます。本人確認が完了すると、解約にあたっての注意事項の説明があります。
注意事項の内容は、再度楽天カードに入会しても入会特典(楽天ポイント付与等)は受けられないという旨でした。
結局、ダイヤルしてからカードの解約が完了するまでは約5分といったところでしょうか。
コールセンターはユーザに優しくて、妙に感心
楽天カードはやたらとメールを送ってきたり、お買い物をするとデフォルトで「メルマガを読む」にチェックが入っていたりと、ユーザの利便性など全く考えていないようなイメージがありましたが、コールセンターについては正反対。楽天のコールセンターはユーザフレンドリーな作りになっていて、妙に感心してしまいました。
楽天カードには昨今のCM攻勢の件もあり、あまり良いイメージはありませんでしたが、今回のコールセンターの一件でイメージが変わりました。電話一本でイメージが変わってしまうのですから、私は随分といい加減です。
なんにせよ無事解約できました。カードの解約後は部屋の掃除が終わった後のような感覚になるのは私だけでしょうか。