JALマイルには有効期限があります。もっとも還元率の良い特典航空券への交換には多量のマイルが必要なことから、マイルの獲得は時間との戦いであるとも言えます。
改めてマイルの有効期限について調べてみました。
マイルの有効期限は原則36ヶ月後の月末まで
JALマイルは獲得してから36ヶ月後の月末までが有効期限です。期限までに使用しないとマイルが失効します。つまり、無駄になってしまうのですね。
世の中には多くのポイントプログラムが存在し、その多くは有効期限はあるものの条件を満たせば延長されるものがあります。例えば楽天ポイントやTポイントの有効期限は獲得から1年ですが、期間中に一度でもポイントに変動があれば有効期限が延長されます。
一方、JALマイルには延長による救済はありません。有効期限は3年間ですから他のプログラムと比較すると長いとえますが、延長が無いことは念頭に入れておく必要があります。
会員種別毎にマイルの有効期限が異なる
JALマイルの有効期限は原則36ヶ月後の月末までですが、そうでない会員がいます。
会員種別 | 条件 | マイル期限 |
---|---|---|
JMBダイヤモンド会員 | 100,000FOP以上 | 無期限 |
JGCプレミア会員 | 80,000FOP以上かつJGC会員 | 無期限 |
JAL CLUB EST会員 | 20歳代のJALカード会員のみ入会可能 | 60ヶ月に延長 |
JAL カード navi 会員 | 18歳以上、30歳未満の学生のみ入会可能 | 無期限 |
JMB G.G WAON会員 | 55歳以上のみ入会可能 | 60ヶ月に延長 |
上記の会員は、マイル有効期限においてかなり優遇されています。
特典航空券は必要となるマイルが多くなればなるほどお得になる傾向があります。ですから、有効期限の延長を受けられるユーザは大量のマイルを必要とするお得な特典航空券が近づくと言えますね。
正直、マイルの有効期限を延長することは大多数の方にとって難しいと言わざるを得ません。基本的には36カ月という有効期限を前提としたマイル獲得戦略を練ることになりそうです。