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ついにJAL国内線は対象77機全てがSKY NEXT(新仕様)へ!本当に良いシートに生まれ変わりました。革張りの良さを改めて考えてみます。

JAL

2017年1月、JAL国内線の対象77機全てがSKY NEXTへの改修が終了したとのニュースが発表されました。これを記念して、JALは機内Wi-Fiを2017年2月1日から8月31日まで時間無制限で無料で利用できるキャンペーンを実施中です。

参考リンク:JAL企業サイト - プレスリリース - 国内線機内インターネット 「ずっとつながる」無料キャンペーン開始

私自身、SKY NEXTになる前からJALに搭乗していましたから、この新仕様シートは以前の仕様と比べて格段に向上していることが良く分かります。

ここでは、改めてJAL SKY NEXTのシートを振り返ってみます。

 

 

対象機材77機は具体的にどれ?

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国内線の77機材が、新仕様であるSKY NEXTになりました。その内訳を確認してみましょう。

【新仕様】

  • B777-300 4機
  • B777-200 12機
  • B767-300/300ER 20機
  • B737-800 41機

合計77機

細かい話ですが、JALグループのJ-AIRが保有するE190の2機は、もともとSKY NEXT仕様で納入されています。

そのように考えると、新仕様の機材はJALグループ全体では79機ということになりますね。

 

新シートの最大の特徴はスーツとの相性がとても良いこと

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この新シート、全てが革張りです。布張りと比べて、革そのものの持つ厚みと柔らかさが心地良いですね。そして何よりもスーツに優しい。

飛行機に限らず、座席の素材はスーツにとっては非常に大切です。

 

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上の写真は旧仕様(昨年搭乗時に撮影)のクラスJのもの。布製だと、摩擦によりスーツに毛玉ができてしまいます。気をつけていてもスーツに折り目ができてしまうこともありますし、あまり身動きできない飛行機の座席は、スーツ着用者にとって良い環境ではありません。

一方、革張りであればこのような心配は軽減されます。実際にスーツを着用して搭乗しましたが、スーツが痛まないだけでなく、不思議と疲労も少なく感じました。新シート、恐るべしです。

 

普通席の快適性が格段に向上している

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(写真は公式ホームページから拝借)

新仕様のSKY NEXTの快適さは普通席でこそ強く感じることができます。JALといえば1,000円の追加料金で利用できるクラスJが人気を博していますが、改修後の機材であれば普通席でも十分と感じるほど。

初めてこのシートを見たとき、背もたれが薄くなっていたので座り心地には不安を感じていたことは事実。ですが、実際に着席してみるとしっかりとした造りに安心しました。

シートのスリム化によりシートピッチは数センチは広がっていますし、前述したとおり、革の厚みと柔らかさが心地良いのです。

 

顧客満足度を高めて次も利用してもらう戦略か。収益が盤石なJALの攻勢。

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今現在はANAをメインで利用している私ですが、これはJALを語るならライバルのANAを使わなければフェアでない、と考えていることが理由の1つです。

さて、私がどのような思いでANAに搭乗しているかは置いておいて、世間的にはANAの方が人気です。国内線の乗客数、国際線の乗客数、はたまた新卒者に人気の企業ランキングでもANAはJALを上回っています。

JALは追いかけられる側ではなく、追いかける側なのですね。そういった状況のなかで、JALが既存機材への改修に力を入れていることは、少なからず今後の勢力図に変化を与えるものと考えています。目先の利益よりも顧客満足度を高めようとしているJALの戦略は多くのファンを作るはずですから。

このような戦略は、銀行団による債務放棄や法人税優遇という特別待遇を受けていてカネ余りの状況にも関わらず、8.10ペーパーの影響で大規模な投資ができないことが関係していることは間違いありません。路線の拡大は制限されているから、既存サービスの改善に投資せざるを得ないとも言えます。

なんにせよ、私のような国内線が主な利用者にとっては、国内線既存路線のサービスの質が向上がすることは歓迎しています。

華やかな国際線とは異なり、地味な印象の国内線も随時サクララウンジの改修が始まっていて、国内線へ注力していることを感じる機会が増えています。

顧客の搭乗体験の向上に力を入れているJALですが、このことが功を奏してじわじわと盛り返すかもしれませんね。