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2016年のマイル制度はどうなるのか。JAL中期経営計画ローリングプラン2016

 

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先日、JAL中期経営計画ローリングプラン2016が発表されました。これはJALの今後の取り組みがコンパクトにまとまっており、専門家でなくとも読みやすいものになっています。

【関連リンク】2016年02月18日 『2012~2016年度 JALグループ中期経営計画ローリングプラン2016』を策定

 

私がこれに注目している理由は、

・過去年度のJALの取り組みがわかる

・次年度のJALの計画がわかる

からです。ユーザーに影響が大きいマイルプログラムについても書かれていますから、今後のマイル戦略を考える上で知っておいて損はないものです。

では具体的にどのようなものがあるのでしょうか。

 

秋から国際線アップグレード特典へのWEB割引の導入

これは昨年からアナウンスされている通り、2016年9月からアップグレードに必要なマイルが増えることに対する救済措置としての割引制度のことでしょう。

【関連リンク】JALマイレージバンク - JALホームページ限定 アップグレード ディスカウントキャンペーン

2015年はマイル改悪の年でしたが、アップグレード特典はなぜか改悪されていませんでした。この結果、アップグレード特典のお得度が特典航空券と比較してアンバランスともいえるほど向上することになりました。このアップグレード特典の見直しは時間の問題だったわけです。

それにしてもアップグレード特典はうまい仕組みだと思います。ビジネスクラスの料金よりは総額で安くなりますが、アップグレード特典はそれなりに割高の予約クラスでないと対象になりませんから、ユーザーは結局、多めの料金とマイルを支払っています。にもかかわらず本来のビジネスクラス料金よりも安いわけですから、ユーザーは満足できます。

 

新たな提携やサービスを拡大

これは何でしょうか。現時点で分かっていることは三越伊勢丹との提携でしょう。この春からエムアイポイントとマイルが相互交換できるものです。新しい提携カードの発行も計画されているようです。

【関連記事】JALマイルと三越伊勢丹エムアイポイントの相互交換を開始されるようです

ローリングプラン2016の中ではoneworld加盟各社や提携航空会社との連携も強調されていますから、特典航空券枠の拡充もあるかもしれません。

航空系だけでなく、他業種との提携先の拡大も計画しているとのことなので、ますますマイルの使い道が増えることになるかもしれません。

 

貯めやすく使いやすいマイレージプログラムへ

マイレージプログラムはJALの中期経営計画骨子の中で「貯めやすく使いやすい」を目指して改修されています。ここ数年は必要なマイル数が上がる改悪がある一方、条件があえばお得になる制度変更が多かったですね。いわゆる必要マイル数が増える改悪は、大量にマイルを保有する上級会員とっては特典航空券が取りやすくなったという改善もありました。彼らにとって、必要マイル数の増加によるダメージは少ないのです。一方、あまりマイルを保有していないライトユーザーに対しては少ないマイルから交換できるようにしたり、マイル交換先を増やすことで使いやすくする等、バランスをとっています。

今後もマイレージプログラムの間口を広げるようなサービスを拡充することでJALマイルの魅力を上げていくものと思われます。今の所、ローリングプラン2016からは特典航空券の交換に必要なマイル数が上がるような新たな改悪の予告は読み取れません。という訳で2016年はマイレージプログラムの改善のニュースだけが届くかもしれませんね。