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カードラウンジの運営元はどこなのか。調べてみました。

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空港にはカードラウンジと言われているラウンジがあります。ゴールドカードを見せると無料で利用できるため、一般的にはカードラウンジと呼ばれています。

一方、サクララウンジやANAラウンジというラウンジも空港にあり、それらは航空会社ラウンジと呼ばれています。

これらのラウンジの運営はどこが行っているのかというと、サクララウンジやANAラウンジといった航空会社ラウンジの運営は航空会社(の子会社)が行っています。

では、カードラウンジの運営はどこが行っているのでしょうか。名前からは「カード会社」による運営のように思われますし、そのように紹介しているWebサイトもありました。

しかしながら、

・カード会社が本業とは全く異なるラウンジの運営を行うことはありえるのか

・仮に運営がカード会社だったとして、複数のカード会社が共同で運営するというのはありえるのか

・運営がカード会社だったとして、なぜ全国のラウンジ間でサービスが異なるのか

少し考えただけで、カード会社がラウンジの運営をしている理由が見当たりません。

という訳で、今回は主要空港に存在するカードラウンジの運営会社について調べてみました。

 

カードラウンジの運営は空港もしくはラウンジ運営会社が行っている

主要空港のラウンジ運営会社を調べた結果が、下表です。

 

空港・ラウンジ名 運営会社
成田空港(TEIラウンジ、IASSラウンジ) (株)TEI、(株)IASS
羽田空港(エアポートラウンジ、SKY LOUGE,TIATラウンジ) 東京エアポートレストラン(株)
伊丹空港(ラウンジオーサカ) 関西国際空港サービス(株)
関西国際空港(ラウンジ「六甲」等4つ) (株)関西エアポートエージェンシー
新千歳空港(スーパーラウンジ) (株)キャスト ※北海道空港(株)の子会社
福岡空港(くつろぎのラウンジTIME) 福岡空港ビルディング(株)
中部国際空港(プレミアムラウンジ) 中部国際空港旅客サービス(株)

 

カード会社が運営しているラウンジは一つもありませんでした。おそらく、他の空港も同じでしょうね。成田空港のラウンジを除き、カードラウンジの運営は空港そのものを運営している法人、もしくはその子会社が行っているようです。

 

カードラウンジにとってカード会社はお客様

調査の結果、ラウンジの運営は「カード会社」ではないことが判明しました。よって、カード会社は空港にとってのお客様ということになります。つまり、カード会社から空港にラウンジ使用料が支払われている訳です。

カードラウンジは、殆どの客が利用料金を支払わずにゴールドカードの付帯サービスとして無料で利用していると思われます。無料でサービスを提供しているため、なぜラウンジが存続できているのか疑問でしたが、なんてことはありませんでした。ラウンジの運営はきちんと収益を確保しているビジネスだったのですね。

 

カードラウンジはなぜ到着時も使えるのか。理由が判明。

カードラウンジの殆どは到着便でも利用できます。航空券の半券とカードを提示すれば、到着便でも無料で利用できるのです。その意味ではカードラウンジも太っ腹だと感じていましたが、理由が判明しました。カードラウンジを利用する客が増えるほど、カード会社からラウンジ運営元への料金の支払いが増えるからですね。ラウンジ運営元としては、無料でも構わないから多くの人に利用してもらいたいのです。料金はカード会社が支払ってくれるのですから問題ありません。*1

カードラウンジの運営元を調べてみて、すっきりしました。

*1:この点、航空会社ラウンジはラウンジ利用が直接収益と結びつかないため、到着便では利用できないようにしているのかもしれません。